「捨てられない1枚」vol.1

誰にでも捨てられないモノは存在する。今回ooooosu!では、夏に先駆けてTシャツにスポットを当て、SHOPスタッフの捨てられないTシャツを調査。すると、ボロボロになったTシャツ、全く着ずに大切にとってあるTシャツなど、たくさんの『捨てられない1枚』を発見。そんな1枚をここで紹介。

第1弾は、名古屋の古着ショップ『Feeet』の杉岡さんに聞いてみました。

古着ショップ『Feeet』の統括マネージャーであり、バイヤー歴13年である杉岡さんの「捨てられない1枚」は、アメリカへの買い付けで知り合ってかれこれ10年ほどの付き合いがあるディーラーから譲り受けたこの1枚。よく彼は「“スギー”（杉岡さんのこと）このTシャツすごいだろー？」と数々のTシャツコレクションを写真で見せてくれました。半年後「うちにおいでよ」と誘われ、遊びに行った時「商品として売るのではなく“スギー”が大切に使ってくれるんだったら、このTシャツをあげるよ」とサプライズでプレゼントされたもの。

これは家族を故郷に残すアメリカ兵のメッセージとイラストがプリントされている印象に残る1枚。古着マニアでも初めて見る方が多いという超レアなアイテム。着る時はTシャツの下に1枚クッションとなるものを着用し、洗う時は必ず手洗いでとにかく大切に扱っているとのこと。

「バイヤーとディーラーは、物と物で繋がるだけではなく、やはり人と人との付き合いを大事にし、太く長い関係を意識している」という杉江さんの1枚でした。

Q.あなたにとってTシャツとは？
A.人生を決めたもの