【カルチャー部】Pick Up Movie Vol.9『世界で一番ゴッホを描いた男』

芸術に人生を捧げた孤高の画家ゴッホ。
そしてゴッホに魅せられ、ゴッホに人生を捧げる男は
20年に渡りゴッホの複製画を描き続けている。
一いつか本物の絵画を見たい一
そんな男の姿を追った感動ドキュメンタリー。

『世界で一番ゴッホを描いた男』
公開日/2018年10月20日(土)※名古屋地区

あらすじ

中国・深セン市近郊にある「大芬(ダーフェン)油画村」。ここでは世界の有名画家の複製画制作が産業として根付いており、世界市場の半分以上ものレプリカがこの地で制作されていると言われている。

出稼ぎでこの町に来たチャオ・シャオヨンは独学で油絵を学び、ゴッホの複製画を20年間も描き続けている。
そんなシャオヨンは、誰よりもゴッホの絵を描いてきたのに、いまだ本物の絵画をみたことがない。

いつからか本物のゴッホの絵画を見たいと夢を抱いていた。
ゴッホが実際に描いた絵を自身の目で見てゴッホの心に触れ、何か気づきを得たいという思いは日増しに強くなり、その夢を実現するため、シャオヨンはゴッホ美術館があるアムステルダムの地を訪れるのだが……。(公式サイトより)

ooooosu!より

ゴッホの知識が全くない私(笑)

大丈夫です!知識がなくても十分楽しめる内容です!
ドキュメンタリーでありがちなインタビューや、どこぞの専門家のトークタイムはありません(笑)とても観やすいです。

ゴッホの複製画を描く男の物語ですが、いわゆるレプリカや、コピー、バッタモン、パチモン。。。と聞くと、良い印象はありませんよね。

しかしこの映画!この常識を覆してきます。

主人公であるチャオは、ゴッホのコピーを何万枚も描き続けています。
彼はゴッホを誰よりも敬愛し、誰よりも彼のことを考え続けています。
強い情熱を持って複製画を描き続けているのです。
彼がゴッホの原画を初めて目の当たりにするシーンには、思わず涙が溢れました。

彼の情熱や夢は国境を超えます。

皆さんは自分の人生を捧げるほど夢中になれるものはありますか?
彼の情熱にあなたも共感することでしょう。

映画データ
タイトル/世界で一番ゴッホを描いた男
公式HP/http://chinas-van-goghs-movie.jp/
公開/10月20日(土)より、新宿シネマカリテ/伏見ミリオン座他、全国順次ロードショー
監督/ユイ・ハイボー、キキ・ティンチー・ユイ
キャスト/趙小勇 (チャオ・シャオヨン)
配給/アーク・フィルムズ/スターキャット
© Century Image Media (China)

CULTURE

音楽・映画・乗物、色々あるよ!

Scroll Up