Shout.05「グラのサン」
いきなりですが、問題どす!
ボクが居るのはどこのショップでしょーか??
うむ。骨董品屋ではないッスよ。
たぶんコレだけでわかる人なんてほとんどおらんだろね。
じゃ2つ目のヒント。
ドギューーーーーン!!
なにかしらを覗いておりマッス!!!
続いて、3つ目のヒント。
ショップの店内にて!スタッフさんのボディを拝借してパオ!
どーっすか?
この内観に見覚えのある人、結構いるんじゃない??
んじゃ最後のヒント。
はい、もう答え出ちゃったね。
そうです、ワタスが今回おじゃましたのは、
名古屋が誇るアイウェアショップ『MonkeyFlip』!!!
夏だからね、グラサンのひとつでも欲しいなと思っとったワケですよ。
ちゅーことで早速、ボクに似合う一本を探そかなと。
あ、スタッフのアラキさ~ん!こんなボクにでもオススメなのありまっか?
アラキ「どんなタイプが好みですか?」
ボク「そ、それは女子について、でしょーか?」
アラキ「はぁ?なに言っとんの?」
ボク「いや嘘です。自分に似合うサングラスであれば何でもいいッス!」
アラキ「じゃ、こちらとかどうです?」
アラキ「人気のクローズシリーズです。これくらいゴツめのタイプをビシッとかけたら、少しはモテると思いますよ~」
ボク「モテる!?こ、こんなボクでも・・ですか?」
アラキ「たぶん(笑)」
嘲笑しながらそうススメてくるアラキさんを、ボクはどうしても信じられなかった。
ので、とりあえず彼女自身にそのグラサンをかけてもらうことにした。
(鈴木恵三モデル/15,000円)
ボク「き、きまってんじゃねーか!」
アラキ「あざっす」
ボク「それもいーんだけど、ほかのオススメとかないッスか?」
アラキ「じゃ、これとかどうです?」
ボク「おおぅ・・・ビンビンくるぜ~」
アラキ「今年はこういう感じの丸型でミラーのタイプも人気ですよ」
ボク「ちょ、ちょっと試着してみよっかな」
(LESTER/16,000円)
き、キマった・・。
完璧にキマったのである。
アラキ「これをかければ、オオオオオッス君でも鼻くそよりはモテそうですね」
ボク「は、鼻くそ??」
・・・・ちゅーことで、今回は購入を見送ることに。
そそくさと店を後にしようとしたそのとき!
ワシの背後から「またきてね」という言葉が追いかけてきた。
ボク「店長の高橋さんじゃないッスか!」
店長「これにめげずに、またきてね」
ボク「わかりやした」
・・このときふと気付いたのだけど、
ひょっとしたらボクたちって・・・
・・・・ちょっと似てないっすか?
店長「Nitenaiyooooosu!!!」
【つづく】