Shout.08「ちぇんじ!」

このまえボクは、恋をした。しかし、その想いは届かなかった。
届くどころか、鼻で笑われ、ゴミクズのごとくポイ捨てされてしまったのである。

FUCK!!!!!!!

余談ではあるが、
たまたま飲むことできちゃうドブの中のホットミルク、こと、
槇原敬之先生の名作には次のようなフレーズがある。

もし君に~ひ~とつだけ~強がりを言~えるの~なら~
もう恋なんてしないなんて~言わないよ絶対~♪

・・うむ。すばらしき「で、何?」な歌詞である。

が、
もしボクが、ボクをふったアイツにひとつだけ強がりを言えるのなら、
次のような言葉を贈らせていただく。

 

童貞なめんなよ!!!!!!!

 

以上。ちゅーことで、
一回目の契約交渉の直後の中日の大島のような表情のまま、
オレ様がたどり着いたのはこちらのお店。

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万松寺通りから一歩裏路に入った『Zakka’s』でごわす!

なんでもこちらの店長は、
このまえ入国拒否をされたスイス生まれのナンパ師の一番弟子かもしれない、
といった噂がまことしやかに囁かれるほどのお人で、
女子にモテたいばっかりのボクは、その「術」を知るべく禁断の扉を叩いたのである。

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にしてもザッカーズの店内は、
アメリカンTOYやミリタリー雑貨とかドバドバ状態で、
ほんと見ているだけで楽しくなりマッスル♪

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てな感じで、それとなくショップの中をウロウロしていたら、
伝説の店長が登場!!!

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ボク「あれ? 店長ッスよね???」

店長「Yes,we can!」

ボク「な、なぜ今日は、自慢のハチミツジローに似ている顔を隠してるんスか???」

店長「それは昨夜、南野陽子が夢枕に出てきて、鉄仮面なめたらいかんぜよ、と告げたからだ。それよりもオマエが今、目指すべきなのは『上の上』である」

ボク「上の上???」

店長「うむ。ここ名古屋における『上』のつく場所といえば・・・そう、地下鉄東山線でいうと『上社』になる。で、お前が目指すべきは、そこよりものさらに上のエリアである、と、私の知人が織田無道から譲り受けたという水晶玉には示されておる」

ボク「そこには何があるんスか?」

店長「自分の目でたしかめるが良い」

ボク「わ、わかりやした・・」

店長「もし私がひとつだけ忠告できるとしたら、キャバクラは基本ワンセット~延長しないから~♪ である。もし鉄の掟を破ったら、私は迷うことなく中学生窃盗団にオマエのことを通報する」

ボク「わ、わかりやした・・」

店長「CHANGE!!!!!!」

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といった師匠からの言葉を胸に刻みこみ、
これからも「包茎、そして、童貞」の会の代表として、
オイラはビンビンでイッてやろうと思いマスター!!!!!!

【つづく】