Shout.15「すべては、モテるために」

片岡愛之助と熊切あさ美。
このおふたりによる例の一件によって、
オイラは3つのことを確信しますた。

ひとつは、歌舞伎役者って、男からすると「やっぱムカツクな~」ってこと。
もひとつは、グラドルって、いろんな意味で「えげつない執念だな~」ってこと。
そいでもって、エロス優先型の恋って、大体が「ろくでなしブルースな結末だな~」ってこと。

ま、脱エロスに成功したオイラには、まったくもって関係ない話なんですが。。。

ちゅーことで!
今回おじゃましたのは東仁王門通にある「fab chic」!!!

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こちらのオーナー・TAKUさんは、とにかくモテすぎる男として全国的にも有名で、
目が合っただけでほとんどの女子が「す、好きにしてほしーの❤」って恋のメダパニ状態になっちゃうくらいだとか!

なぜ、それほどモテるのか?
ただ、純粋に彼女がほしい私は、その真相を探るためにコンタクトを図ったのである。

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(fabchic店長のTAKUさん!!!)

オイラ 「あの、いきなり不躾な質問ですが、TAKUさんってモテるんスか???」
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TAKU 「は? 当りまえじゃない! 見てわかんないの? それヤバイよ!」

オイラ 「す、すんません。オイラが今わかるのは、TAKUさんがオシャレだなってことくらいで」

TAKU 「それだよ! まずはオシャレじゃなきゃモテないから!」
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オイラ 「そうなんスか???」
TAKU 「は? 馬鹿じゃないの? ジョーシキでしょ!」

オイラ 「じゃ、TAKUさんがオシャレをしているのは・・」

TAKU 「モテるためでしょ! 俺は絶対、モテるためにしかオシャレはしないから!」

オイラ 「じゃ、オイラもTAKUさんみたいな格好をすれば、モテるってことスか???」

TAKU 「う~ん、それは保障できないけど、うちのショップにはオシャレなアイテムは多いよ! 大須の街にロンドンを提案してっから」

オイラ 「ぼ、ボクには似合いそうもないッスか・・??」

TAKU 「うん。キビシーだろうね。自分でも、あ、これ似合わないだろうなぁって、わかるっしょ。俺もそうだったからね。このスタイルに目覚める前はスケボー大好き少年だったから」

オイラ 「まじスか??? で、似合っていたんスか???」

TAKU 「いやそれが全然似合わなくてさ。スケボーも下手だったし。で、これじゃモテねえだろ~って、路線変更したわけ。19ぐらいのときに」

オイラ 「たしかに、スケボースタイルよりも今のスタイルの方が、TAKUさんには似合いそうスね(笑)」
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TAKU 「は? おまえに何がわかんの? ま、いいけど。とにかく、モテるには自分に似合うファッションを極めること、それが近道のひとつだから! あと、己を磨かなければ、俺ほどモテすぎる男にはなれないけどね。じゃ、せっかくだから俺が考える『モテ男の鉄則8カ条』を教えてあげるよ」

オイラ 「お、お願いしやス!!!」

TAKU 「ひとーつ! 男たるもの、面白くあれ!」

オイラ 「男たるもの、面白くあれ!」

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TAKU 「ふたーつ! 男たるもの、自分の世界観を持て!」

オイラ 「男たるもの、自分の世界観を持て!」

TAKU 「みーっつ! 男たるもの、スジを通せ!」

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オイラ 「男たるもの、スジを通せ!」

TAKU 「よーっつ! 男たるもの、時代に流されるな!」

オイラ 「男たるもの、時代に流されるな!」

TAKU 「いつつー! 男たるもの、自分にブレるな!」

オイラ 「男たるもの、自分にブレるな!・・あれ? それってさっきの『時代に流されるな』とカブってないスか???」

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TAKU 「だまれ! むっつー! 男たるもの、できるだけ細身の服を着る!」

オイラ 「お、男たるもの、できるだけ細身の服を着る!」

TAKU 「ななつー! 男たるもの、できるだけ黒色と白色の服を着ない!」

オイラ 「男たるもの、できるだけ黒色と白色の服を着ない!」

TAKU 「やっつー! 男たるもの、できるだけ『fabchic』で服を買おう!」

オイラ 「男たるもの、できるだけ『fabchic』で服を・・って、ただの宣伝じゃないスか!!!」

TAKU 「ここのつー! 男たるもの、勇気を持って断捨離を!」

オイラ 「ここのつって、8カ条じゃなかったんスか???」

TAKU 「うるさい! そんな風に細かいことばかり気にしてるから、おまえはモテないんだ!」

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オイラ 「じゃ、ずっと気になっていること訊いてもいいスか?」

TAKU 「なんだ、いってみろ!」

オイラ 「そのモミアゲは、一体どういうつもりなんスか???」

TAKU 「は? ジョン・レノンに勝つために決まってんだろ!」

・・・・・てな具合に、
オイラはTAKUさんにモテる極意を学んだ。

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最も心に残ったこと?
もちろん、あの巨大モミアゲでござる。

チャベス!!!

【つづく】