Talk Relay『CLEAR of hair』の三浦さん

「人」に尽きる。

『CLEAR of hair』三浦さん

―今回のTalk Relayは『CLEAR of hair』の三浦さん！よろしくお願いしまッス！ということで早速。前回の鈴木さんとはどのような関係なんですか？

僕と彼は同い年で、僕らが　20代前半のころからの旧友なんです。だからもう、27年くらいの付き合いになるのかな。僕の妻が鈴木さんと同じ美容院で働いていて、その縁もあって知り合いになりました。

―そうなんスね！ちなみに三浦さんが美容師になろうと思った理由は何ですか？

もともとオシャレが好きだったんです。だから、働くなら自分の好きなことに携われる業界がいいなって思いまして。正直、美容師じゃなくてアパレル系でも良かったんですよ（笑）。とにかくオシャレに関する仕事ができれば良かったので。

―自分のやりたい仕事を求め、その結果、三浦さんは美容師の道を選びました。

ええ。最初に勤めたのは栄のヘアサロンでした。その後、必死に美容師としてのキャリアを積んでいき、自分の31歳の誕生日に独立。『clear OF HAIR 一社店』が私の新たな一歩となり、栄南店、本山店、藤が丘店、池下店と店舗を増やしていき、現在は５店舗を経営しています。

―オシャレが好きで志したこの仕事、ひとりの美容師として働いていた駆け出しの頃と経営者という立場の今とでは、見える風景に　どのような違いがありますか？

独立する前の美容師時代は、今と比べると気楽というか、経営者としての日々よりはストレスが少なかったかな。基本的に、目の前のお客さんに対して全力を注ぐことが一番の仕事だったので。でも、経営者としての今は、それだけじゃない。僕自身、たまにお客さんをカットすることもありますが、一番の仕事は店を動かしていくことになりますから。

―『CLEAR of hair』の強みはどのようなところですか？

うちが得意なのは、キュートでかわいい女の子らしいスタイルです。とはいえ、同じようなコンセプトやスタイルを打ち出している他店も多数ありますので、本当の部分での強みは「人間力」だと思っています。

―人間力というと…スタッフさんの質、ということですか？

はい。現実的な話になりますが、カットの技術やサービスの内容などで、他店と差を生みだすのは限界があるんですよ。新規のお客様が「この店良かったな」と思い、リピーターになってくださる際の一番の決め手は、担当したスタッフに対する評価が直結するといっても過言ではありません。そのため、人材には、採用段階から徹底的にこだわります。経営者として実感しているのは、この仕事は「人」に尽きる、ということです。

―かつては「カリスマ美容師」という言葉が世間で注目されたこともあり、世の中には美容師になりたいという若者であふれた時代もありましたが、最近はどうですか？

2000年頃のピーク時と比べると、さすがに落ち着いていますよ。ただ。志望者の数が減ったとはいえ、続かない子は相変わらずいますけどね。おそらく、理想と現実のギャップが大きいからかもしれませんね。美容師の仕事って、なんだか華やかそうなイメージを抱きがちですが、実はそうじゃない。一日中の立ち仕事で足も疲れるし、手が荒れることもあります。なので、この業界を目指す人にひと言だけ伝えるとしたら、「この業界の仕事は、かなり泥臭いですよ」ということ。もちろん、一人前になれたその先には、大きなやりがいと可能性を秘めていますけどね。

―なるほど！美容業界に就活しようとしている人には有益なお言葉、ありがとうございます！ではここらで、前回の鈴木さんから三浦さんへの質問を！ひとつめ「体に気を使っている事はありますか？特別なトレーニングとかしてますか？」

野菜中心の食事をとるように心掛けています。昔は炭水化物ばかりでしたからね。野菜メインにしてから？お通じが良くなりました（笑）。好きな食べ物は魚ですね。行きつけの店で刺身とかよく食べています。トレーニングは、特にジムとかは通っていませんが、自宅でダンベル運動とかはしていますよ。

―続けていきます！ふたつめの質問「クリアオブヘアーの今後の展望や、方向性、出店計画を教えて下さい！」