オーッス君_Mr.treize

Shout.27「銀色になれ」

今朝、今年が「うるう年」だということにはじめて気がついて、
なんとなく6チャンネルのワイドショーを見てみたら、
名古屋市南区の「ハト男」とかいうクレイジーなジジイが暴れまくっててさ。
なんだか、ねえ、とても悲しい気持ちになったんだけど、
人様の心配していられるほどボクは立派じゃないものだから、
少しでも輝いて生きていけるよう、この店に辿り着いたわけなんですポッポー!!!!!

オーッス君_Mr.treize大須の裏門前町通にある『Mr.treize』!!!

 

オーッス君_Mr.treize店内には国内外の骨太なシルバーアクセ&ファッションアイテムが!!!
んでもって、笑顔で迎えてくれたのがスタッフのカオルさん。

オーッス君_Mr.treizeカオル「何しにきやがったこのカス野郎」

 

オーッス君_Mr.treizeちなみにこのカオルさんは自他共に認めるSキャラで、
踏みつける必要のない虫でも好んで踏みつけるような女性でありマッスル。

オイラ「いや何しに・・というか、少しでも輝くことができれば、と思いまして」
カオル「まじか! それ、やばいって! きしょいから!」
オイラ「・・ええ、まあ、自分が気色悪いことなんて知ってますから・・ん??」

 

オーッス君_Mr.treizeオイラ「これなんスか? カオルさんの名前が書いてあるみたいスけど」
カオル「あ? それはBill Wall Leatherのライセンスだよ。アタイのね」
オイラ「え? ビールを餌? なんスかそれ?(笑)」

 

オーッス君_Mr.treizeカオル「死にてぇらしいな」
オイラ「いや、生きたいッス! 人並み以上に生きたいッス!」
カオル「遠慮すんな。アタイが楽に逝かせてやる♪」
オイラ「じゃ、じゃあ、せめて最期にシルバーを試着させてほしーの!」

ちゅーことで、
カオルさんから餞別代りにシルバーを身につける許可を頂戴したワシ。

 

オーッス君_Mr.treizeうりゃ! まずは「Gaboratory」のリング/188,575円!!!!
おおおぉぉぅ・・・オイラがつけるとマスクみたいになっちゃうけど、
身体の奥底で何かが目覚めたような気がするぜぇぇ・・。

 

オーッス君_Mr.treizeカオル「え? うそ?」

 

オーッス君_Mr.treize続いてはこれじゃあ!!! 「Gaboratory」のブレスレット/131,704円!!!!
ぷほー! なんだこれ?
身につけただけでハト男にも勝てそうな気がするぞい!!!!

 

オーッス君_Mr.treizeカオル「・・・す、好き❤」

 

オーッス君_Mr.treizeカオル「私と、付き合ってください❤」
オイラ「ああん?」

てな感じで、生まれてはじめて女性からの告白を受けた俺。
だが、
シルバーアクセをつけた途端に尻尾を振りだすような女だけには気をつけろ、
と、死んだ親父が言っていたことを思い出し、きっぱりと断ることにした。

オイラ「わりぃな。オマエとでは、最悪な未来しか浮かばねえ」
カオル「そ、そんな! 待って! あ、網タイツでも何でも穿くから~~~!!!」

 

オーッス君_Mr.treize背中で彼女の叫びを浴びながらふと思ったのは、
シルバーには、
身につける男に勇気をもたらし、目の前に居る女を狂わせてしまう、
そんな不思議なパワーが宿っている。

ただ、
カオルの網タイツ姿、見たかったぜ。
いや、
見たかったというより、
オマエの網タイツ、嗅ぎたかったぜ★
【つづく】